全国数百店舗を展開する小売チェーンが直面した販促物配布の効率化と環境対応の課題を、 文唱堂印刷の統合配送システムとDX活用で解決した成功事例をご紹介します。
全国に数百店舗を展開する小売チェーンでは、毎シーズンごとに大規模な販促キャンペーンを行っています。 これまで広告代理店にキャンペーン企画を委託し、印刷会社と物流会社を別々に手配して各店舗へのポスターやチラシの配布を行っていました。
しかし、店舗数が増えるにつれ本部マーケティング部と店舗現場との連携に課題が生じ、 キャンペーン開始日に間に合わない店舗が出たり、余分な販促物が大量に余ったりする問題が表面化していました。
上場企業として株主からESG(環境・社会・ガバナンス)の取組みに関する厳しい目が向けられており、 大量の紙チラシ配布は環境負荷が高いとして批判を受けていました。
販促キャンペーンの企画段階から文唱堂が参画し、店舗ごとに最適化された販促ツールの設計を行いました。 各店舗の売場面積やレイアウトのデータを基に、ポスターやPOPのサイズ・デザインを店舗タイプ別に複数パターン用意しました。
文唱堂とマーケティング部がキャンペーンテーマや訴求ポイントを議論。店舗現場の声も踏まえ、店舗規模・地域特性に応じたプランニングを実施。
クリエイティブチームがキャンペーンビジュアルを制作。ブランドイメージを保ちながら視認性の高いデザインを心がけ、店舗別レイアウト調整。可変印刷技術でエリア別バージョン作成。
デザイン決定後、自社工場で一斉印刷開始。再生紙へのカラー印刷や大型ポスター印刷も自社設備で実施。POPなど形状加工が必要なものは後加工部門で仕上げ。
物流センターで店舗別にキット詰め実施。WMS上で各店舗の発送リストを管理し、システムが自動的に配送順序と運送業者を割り当て。バーコード表示で誤配送防止。
キャンペーン開始日前日までに全店舗配達完了。開始後、本部は販売動向データと照らし合わせて販促効果を分析。使用済みPOP類は回収・リサイクル処理へ。
導入された発注ポータルとWMS連携により、店舗と本部のコミュニケーションロスが解消。 リアルタイム情報共有が進み、事前調整時間が大幅短縮されました。 マーケティング担当者の業務負荷は軽減され、店舗から本部へのクレーム件数もゼロとなりました。